SSブログ

山猫の夏 [本]

その昔、NHK-FMのラジオドラマで聞いたのが最初だったと思う。
音声だけのはずなのに、ジリジリと焼ける太陽、乾いた砂、じっとりとした汗がまるでそこに在るかのように感じられた。

それからは、船戸与一氏の作品はほとんどのモノを読んでいます。
また、フレデリック・フォーサイスの作品もほとんどのモノを読んでいます。

両者とも、ジャーナリストです。
しかし、ときに歴史上の事件が語られるとき、両者の視点は全く異なっている。
一方は虐げられた者の、一方は支配者側の物語である。

ただ、どちらの作品も、文句無く面白い。

日本人では、船戸与一と吉川英治が、最も面白いエンターテイメント作家だと思っています。


山猫の夏 (講談社文庫)

山猫の夏 (講談社文庫)

  • 作者: 船戸 与一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/11
  • メディア: 文庫



タグ:船戸与一
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

プラネテスThe Lord of the Ring.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。