かもめ食堂 [映画]
映画には色んな楽しみ方があります。
ストーリーを楽しむ。映像を楽しむ。演技を楽しむ。
そして本作は、空気感を楽しむ映画だと思います。
全編フィンランドでロケされた美しい風景、とてつもなくおいしそうに見える料理の数々。
その中でゆるゆると流れていく時間がとても心地よく、ずっと終わってほしくないと感じた映画でした。
「ほっ」としたくなったときにおすすめの、大人のためのファンタジーです。
ストーリーを楽しむ。映像を楽しむ。演技を楽しむ。
そして本作は、空気感を楽しむ映画だと思います。
全編フィンランドでロケされた美しい風景、とてつもなくおいしそうに見える料理の数々。
その中でゆるゆると流れていく時間がとても心地よく、ずっと終わってほしくないと感じた映画でした。
「ほっ」としたくなったときにおすすめの、大人のためのファンタジーです。
タグ:ファンタジー
BORN TO RUN [本]
今さらですが、読み終わりました。
人類の進化、走ることの本質、謎に包まれた民族、そして素晴らしいレース。
いくつものプロットが破綻することなく素晴らしい物語を紡ぎ出していく。
良く出来たフィクションのようなノンフィクション。
「事実は小説より奇なり」という言葉を実感させられます。
多くの人に読んでもらいたい本です。
人類の進化、走ることの本質、謎に包まれた民族、そして素晴らしいレース。
いくつものプロットが破綻することなく素晴らしい物語を紡ぎ出していく。
良く出来たフィクションのようなノンフィクション。
「事実は小説より奇なり」という言葉を実感させられます。
多くの人に読んでもらいたい本です。
BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
- 作者: クリストファー・マクドゥーガル
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2010/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
タグ:ノンフィクション
セカイカメラ [ソフトウェア]
空間に情報を貼付ける。
2008年にその開発を知ってから、今か今かと待ち望んでいたソフトウェアが、遂に発表されました。
しかも無料アプリとして。
もし、このサービスが提供され続けるとすれば、とても素晴らしいと思っています。
少しロマンチックすぎる考え方かも知れません。
10年前に訪れたその場所で二人が何を想っていたのか。
100年前にそこを訪れた著名人がどんな思いをそこに残したか。
まだまだ荒削りな感はありますが、カメラを感動増幅機とするならば、時間を超えた感動記録再生装置とでも言えるモノになる可能性を秘めたサービスだと思います。
タグ:サイバーパンク
ジェネラル・ルージュの凱旋 [映画]
前作「チーム・バチスタの栄光」は、医療現場を舞台にしているものの、内容は完全にミステリーだったように思います。
そして、田口(竹内結子)と白鳥(阿部寛)の物語でもありました。
私は前作が好きで、本作も期待して観たわけですが、結果的に、前作よりも数段好きな作品になりました。
今回はミステリーのみではなく、医療の物語であり、ヒューマンストーリーであり、ラブストーリーであり、そして、やはり、田口と白鳥の物語でもあります。
全体的に非常にバランスもよく、より多くの人が共感できる内容になっていると感じました。
義理と人情という言葉があります。
任侠映画では、義理が重たいことになっていますが、はたして、医療の現場ではどちらに重きを置くべきなのでしょうか?
そして、田口(竹内結子)と白鳥(阿部寛)の物語でもありました。
私は前作が好きで、本作も期待して観たわけですが、結果的に、前作よりも数段好きな作品になりました。
今回はミステリーのみではなく、医療の物語であり、ヒューマンストーリーであり、ラブストーリーであり、そして、やはり、田口と白鳥の物語でもあります。
全体的に非常にバランスもよく、より多くの人が共感できる内容になっていると感じました。
義理と人情という言葉があります。
任侠映画では、義理が重たいことになっていますが、はたして、医療の現場ではどちらに重きを置くべきなのでしょうか?
タグ:愛
日本人の知らない日本語 [コミック]
きっかけは、Podcastのトーク。
そこで断片的に語られる内容がとても面白く、たまには、こういうマジメな本も読んでみようかな。
くらいの気持ちでした。
それで書店に行ってみたものの、想像していたものとは全く違う本でした。
題名から、てっきり、最近ハヤリの新書とばかり思っていたのですが、いわゆるコミックの部類に入るモノで、非常に意外に感じました。
雰囲気的には、OL物の4コマ漫画に近いでしょうか。
しかし、「ある!ある!」と共感する類のモノではなく、どちらかと言えば、珍しい職業の人の日常を垣間見る感じ。
自分の周りにあまり居ない職業の人のblogを読む感覚に似ているといえば通じるでしょうか。
題名から受ける、雑学やうんちくを得るための本という印象とは異なり、その絵柄も手伝ってか、肩の力を抜いてサラサラと最後まで一気に読めてしまいます。
実話の面白さと、文化というモノを、楽しく再認識させてくれるコミックです。
そこで断片的に語られる内容がとても面白く、たまには、こういうマジメな本も読んでみようかな。
くらいの気持ちでした。
それで書店に行ってみたものの、想像していたものとは全く違う本でした。
題名から、てっきり、最近ハヤリの新書とばかり思っていたのですが、いわゆるコミックの部類に入るモノで、非常に意外に感じました。
雰囲気的には、OL物の4コマ漫画に近いでしょうか。
しかし、「ある!ある!」と共感する類のモノではなく、どちらかと言えば、珍しい職業の人の日常を垣間見る感じ。
自分の周りにあまり居ない職業の人のblogを読む感覚に似ているといえば通じるでしょうか。
題名から受ける、雑学やうんちくを得るための本という印象とは異なり、その絵柄も手伝ってか、肩の力を抜いてサラサラと最後まで一気に読めてしまいます。
実話の面白さと、文化というモノを、楽しく再認識させてくれるコミックです。
タグ:海野凪子