リンダ リンダ リンダ [映画]
僕には学生時代、バンドを組んだ経験はありません。
もちろん、女子高生だったこともありません。
しかし、何故でしょう。この懐かしさは。
小さな出来事で一喜一憂できたあの頃。
ただ輝くばかりだけでは無い、青春時代と呼ばれるあの頃。
あの頃の周りの空気、そして気持ちをとてもリアルに追体験させてくれる作品。
とてもイイ映画です。
もちろん、女子高生だったこともありません。
しかし、何故でしょう。この懐かしさは。
小さな出来事で一喜一憂できたあの頃。
ただ輝くばかりだけでは無い、青春時代と呼ばれるあの頃。
あの頃の周りの空気、そして気持ちをとてもリアルに追体験させてくれる作品。
とてもイイ映画です。
タグ:青春
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 [映画]
まだレンタルビデオが一般的では無かった時代。
「ブレードランナー」という歴史に残るSF映画が制作されました。
その同じ年、「E.T.」という映画史上に残る大ヒット映画も制作されました。
もちろん、僕の田舎にやってきたのは「E.T.」でした...。
その後、社会人になった僕は、「ブレードランナー」を観るためにレーザディスクを買いました。
そして、「ブレードランナー」を買うために行った店で、印象的なジャケットの見知らぬアニメを見つけます。
しかし、その店では既に売り切れ。
気になって、別の店に行ってみるも、そこでも売り切れ。
次の店も、その次の店も同じ。
何なんだ?どういうことだ?
それが私の「エヴァンゲリオン」との出会いでした。
贖罪と神への道の物語だった「エヴァンゲリオン」。
その「エヴァンゲリオン」とは異なる物語を紡ぎ始めた「ヱヴァンゲリヲン」。
今、一番つづきが待ち遠しい作品です。
「ブレードランナー」という歴史に残るSF映画が制作されました。
その同じ年、「E.T.」という映画史上に残る大ヒット映画も制作されました。
もちろん、僕の田舎にやってきたのは「E.T.」でした...。
その後、社会人になった僕は、「ブレードランナー」を観るためにレーザディスクを買いました。
そして、「ブレードランナー」を買うために行った店で、印象的なジャケットの見知らぬアニメを見つけます。
しかし、その店では既に売り切れ。
気になって、別の店に行ってみるも、そこでも売り切れ。
次の店も、その次の店も同じ。
何なんだ?どういうことだ?
それが私の「エヴァンゲリオン」との出会いでした。
贖罪と神への道の物語だった「エヴァンゲリオン」。
その「エヴァンゲリオン」とは異なる物語を紡ぎ始めた「ヱヴァンゲリヲン」。
今、一番つづきが待ち遠しい作品です。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【通常版:生コマフィルム無し】 [DVD]
- 出版社/メーカー: キングレコード
- メディア: DVD
タグ:庵野秀明
かもめ食堂 [映画]
映画には色んな楽しみ方があります。
ストーリーを楽しむ。映像を楽しむ。演技を楽しむ。
そして本作は、空気感を楽しむ映画だと思います。
全編フィンランドでロケされた美しい風景、とてつもなくおいしそうに見える料理の数々。
その中でゆるゆると流れていく時間がとても心地よく、ずっと終わってほしくないと感じた映画でした。
「ほっ」としたくなったときにおすすめの、大人のためのファンタジーです。
ストーリーを楽しむ。映像を楽しむ。演技を楽しむ。
そして本作は、空気感を楽しむ映画だと思います。
全編フィンランドでロケされた美しい風景、とてつもなくおいしそうに見える料理の数々。
その中でゆるゆると流れていく時間がとても心地よく、ずっと終わってほしくないと感じた映画でした。
「ほっ」としたくなったときにおすすめの、大人のためのファンタジーです。
タグ:ファンタジー
ジェネラル・ルージュの凱旋 [映画]
前作「チーム・バチスタの栄光」は、医療現場を舞台にしているものの、内容は完全にミステリーだったように思います。
そして、田口(竹内結子)と白鳥(阿部寛)の物語でもありました。
私は前作が好きで、本作も期待して観たわけですが、結果的に、前作よりも数段好きな作品になりました。
今回はミステリーのみではなく、医療の物語であり、ヒューマンストーリーであり、ラブストーリーであり、そして、やはり、田口と白鳥の物語でもあります。
全体的に非常にバランスもよく、より多くの人が共感できる内容になっていると感じました。
義理と人情という言葉があります。
任侠映画では、義理が重たいことになっていますが、はたして、医療の現場ではどちらに重きを置くべきなのでしょうか?
そして、田口(竹内結子)と白鳥(阿部寛)の物語でもありました。
私は前作が好きで、本作も期待して観たわけですが、結果的に、前作よりも数段好きな作品になりました。
今回はミステリーのみではなく、医療の物語であり、ヒューマンストーリーであり、ラブストーリーであり、そして、やはり、田口と白鳥の物語でもあります。
全体的に非常にバランスもよく、より多くの人が共感できる内容になっていると感じました。
義理と人情という言葉があります。
任侠映画では、義理が重たいことになっていますが、はたして、医療の現場ではどちらに重きを置くべきなのでしょうか?
タグ:愛
ROBO☆ROCK [映画]
「そこに存在するものを、ただ撮ったような」
というのが、私にとってのSF映画の夢のひとつでした。
ぬいぐるみとモデルアニメーションから、CGが徐々に進化していき、ジュラシック・パークでその夢は実現されました。
まるで、そこに本当に存在するかのように思えるティラノサウルスやヴェロキラプトル。
これからの映画がますます楽しみになった瞬間でした。
本作は、ストーリーやキャラクターは非常にベタで、ライト感覚で観れる映画です。
しかしながら、観終わった後に、今より一歩踏み出そう、という前向きな思いにさせてくれる映画でもあります。
そして、この映画のもう一つの魅力は、そこに存在するかのように撮られた巨大ロボットです。
「ファントムクラッシュ」や「天空の城ラピュタ」で観た、私の好きなモチーフ、青空とロボットをまた観ることが出来ただけでも、私にとっては収穫でした。
というのが、私にとってのSF映画の夢のひとつでした。
ぬいぐるみとモデルアニメーションから、CGが徐々に進化していき、ジュラシック・パークでその夢は実現されました。
まるで、そこに本当に存在するかのように思えるティラノサウルスやヴェロキラプトル。
これからの映画がますます楽しみになった瞬間でした。
本作は、ストーリーやキャラクターは非常にベタで、ライト感覚で観れる映画です。
しかしながら、観終わった後に、今より一歩踏み出そう、という前向きな思いにさせてくれる映画でもあります。
そして、この映画のもう一つの魅力は、そこに存在するかのように撮られた巨大ロボットです。
「ファントムクラッシュ」や「天空の城ラピュタ」で観た、私の好きなモチーフ、青空とロボットをまた観ることが出来ただけでも、私にとっては収穫でした。
タグ:ロボット
蝿の王(Lord of the Flies) [映画]
その昔、映画でも見るかと思い入った名画座で、“グランブルー”と併映されていた作品だったと記憶しています。
しかし、強烈に印象に残ったのは、リュック・ベッソンではなく、こちらの作品の方でした。
すぐ後に原作を読み、作者のウィリアム・ゴールディングがノーベル文学賞を受賞していることや、蠅の王が悪魔ベルゼブブを指していることを知りました。
漫画 “ドラゴンヘッド” も本作の影響を受けているように思われます。
内容は “十五少年漂流記” を、現代の子供達でリアルに描いた作品といった感じで、ホラーではないのですが、心臓が弱い方には薦められません。
しかし、小説や映画はただ楽しければよいというモノでもなく、時に目を背けたくなるモノを描写することも意味があることだと思っています。
しかし、強烈に印象に残ったのは、リュック・ベッソンではなく、こちらの作品の方でした。
すぐ後に原作を読み、作者のウィリアム・ゴールディングがノーベル文学賞を受賞していることや、蠅の王が悪魔ベルゼブブを指していることを知りました。
漫画 “ドラゴンヘッド” も本作の影響を受けているように思われます。
内容は “十五少年漂流記” を、現代の子供達でリアルに描いた作品といった感じで、ホラーではないのですが、心臓が弱い方には薦められません。
しかし、小説や映画はただ楽しければよいというモノでもなく、時に目を背けたくなるモノを描写することも意味があることだと思っています。
タグ:恐怖
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [映画]
アニメと実写。
この間にあるものは、表現方法の違いだけであり、同じ映画という土俵で戦うのならば、その優劣は内容のみで決着するはずだ。
と、頭では考えていても、言葉ではうまく表せないあの感覚、観終わった後にしばらく動けないというか、動きたくないというか、余韻に浸っていたいというか、あの独特の感じ。
泣いた、笑ったではない、あの独特の感覚を、アニメーション映画を観た後に受けたことは、ついぞありませんでした。
そう、この作品を観るまでは。
観終わった後に、アニメーションであることを意識することなく、心が自然に映画と感じた、私にとっての初めての作品です。
また、フェリーニやゴダールやキューブリックのように、アニメーション映画で初めて、監督を意識した作品でもあります。
『うる星やつら』ではありませんが、私にとっては傑作です。
この間にあるものは、表現方法の違いだけであり、同じ映画という土俵で戦うのならば、その優劣は内容のみで決着するはずだ。
と、頭では考えていても、言葉ではうまく表せないあの感覚、観終わった後にしばらく動けないというか、動きたくないというか、余韻に浸っていたいというか、あの独特の感じ。
泣いた、笑ったではない、あの独特の感覚を、アニメーション映画を観た後に受けたことは、ついぞありませんでした。
そう、この作品を観るまでは。
観終わった後に、アニメーションであることを意識することなく、心が自然に映画と感じた、私にとっての初めての作品です。
また、フェリーニやゴダールやキューブリックのように、アニメーション映画で初めて、監督を意識した作品でもあります。
『うる星やつら』ではありませんが、私にとっては傑作です。
タグ:押井守
FLYBOYS [映画]
戦争の死者のうち民間人の割合がまだ6%であり、空の戦いにも騎士道精神が残っていた時代。
未参戦のアメリカから、フランス軍に志願兵として赴いた若者たちの、愛と友情の物語である。
CGを駆使したプロペラ機同士の空中戦は屈指の出来映えで、当時の、相手の顔が見える戦闘の迫力を十二分に再現しています。
「赤い彗星」のモデルと言われるリヒトホーフェンも、正にこの時代のパイロットで、彼の愛機であったフォッカー Dr.Ⅰも登場します。
日本の映画館ではほとんど上映されなかった本作ですが、TOPGUNと並ぶ、戦闘機映画の傑作です。
未参戦のアメリカから、フランス軍に志願兵として赴いた若者たちの、愛と友情の物語である。
CGを駆使したプロペラ機同士の空中戦は屈指の出来映えで、当時の、相手の顔が見える戦闘の迫力を十二分に再現しています。
「赤い彗星」のモデルと言われるリヒトホーフェンも、正にこの時代のパイロットで、彼の愛機であったフォッカー Dr.Ⅰも登場します。
日本の映画館ではほとんど上映されなかった本作ですが、TOPGUNと並ぶ、戦闘機映画の傑作です。
タグ:戦闘機
僕の彼女はサイボーグ [映画]
永遠に年をとることもなく、自分の言うことを何でも聞いてくれる美しいサイボーグ。
男の妄想の一つとして、色々な形で作品化されてきたモチーフである。
しかし、そんなことはすぐにどうでもよくなってしまう、素晴らしい作品でした。
美人でスタイル抜群、人間を遥かに超える能力を持つ「完璧な彼女」。
ただ一つ心を持たないことを除いては...。
笑いあり、涙あり、アクション(?)あり、小さな伏線のひとつひとつを無駄にしないイイ映画です。
映像とシンクロする挿入歌も、とてもイイです。
形の無いものではあるけれど、経験や記憶、そして後悔というものが、人間にとって、とても大切なものであることを、サイボーダインモデル103である彼女に思い出させてもらった気がします。
ただの電気パルスと化学物質の反応であるはずの心。
何故それがこんなにも豊かなものを生み出すのか?
決して現実にはありえない物語ではあるけれど、明日からの一日一日を大事に生きようという気持ちにさせてくれる映画です。
男の妄想の一つとして、色々な形で作品化されてきたモチーフである。
しかし、そんなことはすぐにどうでもよくなってしまう、素晴らしい作品でした。
美人でスタイル抜群、人間を遥かに超える能力を持つ「完璧な彼女」。
ただ一つ心を持たないことを除いては...。
笑いあり、涙あり、アクション(?)あり、小さな伏線のひとつひとつを無駄にしないイイ映画です。
映像とシンクロする挿入歌も、とてもイイです。
形の無いものではあるけれど、経験や記憶、そして後悔というものが、人間にとって、とても大切なものであることを、サイボーダインモデル103である彼女に思い出させてもらった気がします。
ただの電気パルスと化学物質の反応であるはずの心。
何故それがこんなにも豊かなものを生み出すのか?
決して現実にはありえない物語ではあるけれど、明日からの一日一日を大事に生きようという気持ちにさせてくれる映画です。
タグ:愛
エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS [映画]
狂気の笑い。
この演技を観たとき、好きや嫌いではなく、スゴイと感じてしまう。
例えば、「蘇える金狼」の松田優作。
例えば、「12 MONKEYS」のブラッド・ピット。
本作には、吉野公佳と菅野美穂の二人の女優が登場します。
二人ともまだ初々しく、本当に「美少女」といった感じです。
原作が原作だけに、決して明るく楽しい物語ではありませんが、二人の美少女のおかげか、少し透明感が感じられるときもありました。
CGがスゴイわけでも、ストーリーがスゴイわけでもありません。
しかし、この作品によって、私の脳に、菅野美穂という名前が焼き付けられたのは確かです。
この演技を観たとき、好きや嫌いではなく、スゴイと感じてしまう。
例えば、「蘇える金狼」の松田優作。
例えば、「12 MONKEYS」のブラッド・ピット。
本作には、吉野公佳と菅野美穂の二人の女優が登場します。
二人ともまだ初々しく、本当に「美少女」といった感じです。
原作が原作だけに、決して明るく楽しい物語ではありませんが、二人の美少女のおかげか、少し透明感が感じられるときもありました。
CGがスゴイわけでも、ストーリーがスゴイわけでもありません。
しかし、この作品によって、私の脳に、菅野美穂という名前が焼き付けられたのは確かです。
エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS [DVD]
- 出版社/メーカー: タキ・コーポレーション
- メディア: DVD
タグ:女優